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満月塩道楽

バカな事書きます

時間にはカネをかけろ

職業柄、週刊誌や経済誌に目を通すことが多い。

新聞や雑誌など、カネを払って読むメディアはそれなりに質のある情報を手に入れられるが、Webニュースをはじめとする所謂「タダで転がっているようなもの」は本当にレベルが低い。控えめに言って新聞の電子版以外読むだけ時間の無駄だと本気で思っている。

そのいい事例がDeNAの「WELQ(ウェルク)問題」だ。

医療の看板を掲げて時にオカルトを織り交ぜながらタメになる医療情報を提供してきたらしい。らしいと言っているのは僕自身、MERYだのなんだのまとめサイト系に対するアレルギーが凄まじく、兎に角視界に入れたくないのでGoogleでも検索の段階でフィルターにシャットアウトさせている程で、ハッキリ言って大嫌いなのである。正直「WELQ」というワードですら今回の騒動で初めて聞いた。

そもそも医療、自分の身体に関わることをインターネットで調べて間に受けること自体が問題ではあるのだが、今回「やっぱりこれってマズいよね」と改めて実感しているのは、たとえゴミであろうが多くの目に付く以上、少なからず影響を受ける人間がいるということだ。であれば、情報を発信する側の人間にはそれに対する責任が生じるのであるが、彼らにはそれが欠如していた。これが本当にタチが悪いと思っている。

聞けばあちこちから情報ソースをかき集めて繋げたような記事が量産されていたという。

http://mainichi.jp/articles/20161207/mog/00m/040/001000c

毎日新聞:DeNA:南場会長「創業者としておわび」 会見詳報(1)

医者に記事を書かせているならまだしも書いてるのはフリーランサー。米は米屋とはよく言ったもので、ド素人に書かせるから「肩こりは幽霊のせい」等という名言が生まれるのである。

等々。詳しいWELQ批判は他所の記事を参照してほしい。

 

キュレーションサイトは「カネを払わずに読めるメディア」の典型だ。そこに需要はあっても価値がない。読むだけ時間の無駄だ。身体の不調を覚えてインターネットで調べるくらいならカネを払って医者を訪ねてほしい。責任の所在が分からない以上、悪いのは根も葉もない情報を間に受けた自分自身ということになってしまうのだから。

最後に冒頭からの大前提をひっくり返す事になってしまうのだが、「カネを払っているからこのメディアは信頼できる」と思ってはいけない。

サイゾー(Business Journal)のように極めて悪質なケースも存在しているのだ。